「蛇口から水」の当たり前を次世代へ。水道の未来と、リプレイスの今〜2/16建設環境委員協議会②

枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。

 2026年2月16日、枚方市議会令和8年3月定例月議会を前に「建設環境委員協議会」が開催されました。


「当たり前の安全な水」🚰を届けることが、市民の笑顔に繋がる。

中宮浄水場のリニューアルは2028年3月完了予定。
物価高の影響は大きいですが、無駄を省きつつ、災害に強いまちづくりは必要な施策です。

コストと安心のバランスを議員として厳しくチェックし、一人ひとりが笑顔になる枚方を目指します!😊


 

水道事業の進捗状況を図解

 

 

 今回の建設環境委員協議会の協議案件は10件でした。

 

 建設環境委員協議会 案件 
  1. 穂谷川清掃工場跡地活用の基本的な考え方について
  2. 第2次枚方市一般廃棄物処理基本計画の策定について
  3. 枚方市都市計画マスタープラン及び立地適正化計画の改定について
  4. 枚方市市有建築物保全計画(第IV期実施計画)について
  5. 公共交通(路線バス)の現状と今後について
  6. 岡東町自動車駐車場の指定管理について
  7. 水道管路の漏水調査の取組について
  8. 渚水みらいセンター高度処理水再利用事業の廃止について
  9. 中宮浄水場更新事業の進捗状況について
  10. 新中宮浄水場〜春日受水場間の送水管の更新・耐震化工事について
 
 

 

9.中宮浄水場更新事業の進捗状況について

 中宮浄水場については、施設の老朽化が進み、耐震性が不足していることから、将来にわたり安全・安心な水道水を安定的に供給できる浄水場とするため、令和3年(2021年)12月に事業者と契約締結し、DBO方式により更新事業を進めている。

 工事については令和5年(2023年)1月の掘削工事着工から順次進めており、現在は構造物の築造を行っている。そのような中、令和6年(2024年)4月と令和7年(2025年)4月に事業者からインフレスライドについてそれぞれ書面による請求があり、それらの請求内容を精査し、変更額を算出したことから、進捗状況及び今後の予定を報告する。

 

枚方市中宮浄水場 更新事業現場

(1) 工事について

出来高率は令和7年(2025年)12月末で約23%

 工事については現在、概ね順調に進み、前処理施設や膜ろ過棟の躯体築造工事を進めているところであり、全体工事における出来高率は令和7年(2025年)12月末で約23%となっている。今後は、引き続き築造工事を進め、今年度中に前処理施設等のコンクリート打設工事を完了する予定。

 
中宮浄水場更新事業 敷地内配置図
 

(2) インフレスライドの変更額の算出について

約16億円のスライド変更

 急激なインフレーション等の物価水準の変動に対応するインフレスライドについて、令和6年(2024年)4月と令和7年(2025年)4月のスライド請求に基づき精査を進めた結果、それぞれ約11億円(残工事費の8.5%増)と約5億円(残工事費の4.2%増)、合わせて約16億円のスライド変更額を算出した。

 今後、算出したスライド変更額を反映した補正予算の議決後、事業者との協議により変更額を確定させ、契約変更の手続きを進める予定。

 

今後のスケジュール

令和9年(2027年)7月〜   試験運転、一部通水開始
令和10年(2028年)3月   更新工事完了予定
全面運用開始

 

 

 

各委員の主な質疑(要旨)

  • 特になし

 

関連する情報

2025年11月27日 建設環境委員協議会

 

【質疑】2025年3月25日 予算特別委員会

枚方市の水需要は減少傾向でも、老朽化対策・耐震化は必要。
自己資金とのバランスにより企業債の発行抑制を!

 

2024年2月16日 枚方市議会 建設環境委員協議会

 

 

 

10.新中宮浄水場〜春日受水場間の送水管の更新・耐震化工事について

 本市では、これまでから枚方市水道施設整備基本計画に基づき、重要給水施設への管路、緊急交通路や鉄道敷の直下に埋設されている管路など、災害や劣化などが原因で漏水が発生した場合、社会的影響が大きい基幹管路の更新を重点的に進めている。

 その事業の内、中宮浄水場~春日受水場間口径800mm以下送水管更新工事について令和7年度(2025年度)6月の建設環境委員協議会にて工事の概要等とともに受注者決定の報告をした。

 今回は、工事の進捗状況と設計内容の変更について報告する。

 

(1) 工事概要

出来高率は令和7年(2025 年)12 月末で約23%

  • 工事名  中宮浄水場〜春日受水場間口径800mm以下送水管更新工事

  • 施工場所  枚方市中宮北町〜春日西町2丁目地内

  • 工事内容  

    • 管きょ工:泥土圧式シールド工法(シールドトンネル外径1800mm、仕上がり内径800mm)延長約3.5km 

    • 配管工:立坑内及び開削部配管(口径800mm〜200mm)合計延長約100m

    • 発進立坑工:1式 

    • 到達立坑工:1式

    • 仮設工:1式 他

  • 工期  令和7年(2025年)3月31日〜令和11年(2029年)10月15日

  • 受注者  (株)淺沼組 大阪本店

枚方市水道事業:新中宮浄水場~春日受水場送水管更新
 

(2) 現在の進捗状況

発進立坑築造中・シールドマシン製作中

  • 発進立坑築造中(春日受水場内)、シールドマシン製作中
枚方市浄水場建設工事の進捗状況
 

(4)変更内容

①発進立坑の寸法変更(春日受水場内)

 当初は下水道設計指針(大阪府)を参考に発進立坑の寸法を決定していたが、工事実施に際して必要となる労働基準監督署と避難通路に関する協議を行ったところ、シールド掘進作業時の避難通路内に昇降設備を設置するよう監督署から指導を受けたため、下記の図のとおり立坑幅を4.5mから5.4mに変更する。

 

立坑変更図:作業通路、避難通路、昇降設備

 

③水道管移設について(大阪広域水道企業団村野浄水場付近)

 本送水管から分岐する緊急連絡管の布設のために必要となる分岐立坑の施工に先立ち、試験掘を行ったところ、既存図面と既設水道管の位置が異なっていることが判明した。そのため、支障となる既設水道管を移設する。

 

枚方市水道管路更新工事の計画図

 
 
 

今後のスケジュール

令和6年度(2024年度)〜   準備工、発進立坑工
令和8年度(2026年度)〜   管きょ工(シールド工事)
令和10年度(2028年度)   新設送水管供用開始
令和11年度(2029年度)   工事完了
令和11年度(2029年度)〜   既設送水管撤去(別工事)

 


 

 

各委員の主な質疑(要旨)

  • 労働基準監督署からの指示は今後も考えられるのか?
    ⇐ 他市ではそういったことはないように聞いているが、大阪府も労働基準監督署も両方重要であり、今後労働基準監督署にも確認しながら進めたい

 

関連する情報

2025年6月4日 建設環境委員協議会

 

2024年6月5日 建設環境委員協議会

 

 

 

一人ひとりが笑顔、ひらかた万笑!

 

 

 この記事では、今回の建設環境委員協議会での水道に関わる2つの案件についてまとめました。安全な水の供給は、都市機能としての一丁目一番地ですが、ここにもリプレイスという課題が来ています。

 安全で、安価で、災害でも確実に届けられる水道に挑戦していることは理解しています。今後は料金値上げも予想されるため、枚方市民一人ひとりを笑顔するという考え方で事業が行われているか、注視してまいります。