感震ブレーカ・AEDは「動いてこそ命を守れる」枚方の未来に本質的な施策を〜2/10総務委員協議会①

枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。

 2026年2月10日、枚方市議会「総務委員協議会」に委員として出席し、発言して参りました。 

 私の質問の一部とその趣旨を掲載します。(実際の口語からは、少し変更しています)

 


「家具固定・感震ブレーカー・AED補助」が始動! 
しかし、設置して終わりでは意味がありません。いざという時に正しく作動するよう、点検の啓発と仕組み作りを強く要望しました。

また「ひらかた万博」の総括についても、市民の皆様に何が残ったのか、本質を外していないか厳しく問いました。

目指すのは、一過性のイベントではなく、市民一人ひとりが心から笑顔になれる「ひらかた万笑」のまちづくりです!


 

ひらかた万博 みんなで創ろう!この街の未来

  枚方市は、ひらかた万博というものをやってきましたが、果たして多くの市民に何かを残せたのだろうか?

本質を外して、「万博」に乗ってしまったのではないか。。。

 

 

 総務委員協議会 案件 
  1. 大規模地震時の直接死を防ぐ自助促進事業について
  2. 枚方消防署の移転に係る新庁舎整備基本計画の策定について
  3. 外国人相談窓口設置について
  4. 第4次枚方市男女共同参画計画案について
  5. 枚方市人権尊重のまちづくり基本計画の中間見直しについて
  6. 自治会館の安全・安心な利用に向けた取組について
  7. ひらかた万博の総括と今後の取組について
  8. 長期財政の見通しについて
  9. 行財政改革の取組について
  10. 枚方市駅周辺再整備における天野川の活用に向けた取組について
  11. 令和8年度機構改革の実施について
  12. エンゲージメント調査の本格実施について
  13. 観光施策の展開について
  14. 市内工場の再投資促進に向けた制度の具体化について
  15. 文化財保存活用事業について
  16. スケートボードパーク整備事業の最優秀提案者等の選定について

 

案件の概要は、こちらの記事に記載しました。

 

 

1.大規模地震時の直接死を防ぐ自助促進事業について

 大規模地震時における市民の直接死を防ぐとともに、自助意識の醸成を図るため、家具固定器具及び感震ブレーカーの購入を補助する事業を3年間に限定して実施する。

 

地震対策グッズ 家具固定補助

枚方市議会 総務委員協議会 3種のタイプ

 

案件説明は👇️

 

 

地震はいつ来るか分からない。事業化まで時間がかかったのが気になる。
設置して終わりではなく、点検などの啓発を!

①ばんしょうの質問

事業化まで2年と長く時間がかかった原因は?

(家具固定具の購入支援については、私たちの会派であった西田政充前議員がご自身の阪神淡路大震災での被災体験から切に訴えてきた施策です。)

 家具固定具の購入支援については、2年前の能登半島地震直後の市政運営方針に入り、私も代表質問で市長に事業の必要性を確認したが、事業化まで2年と長く時間がかかったが、その原因は?

①市の答弁

自助の取り組みに関するアンケートを実施した

 事業化までに時間を要した原因ですが、制度の具体化にあたって、より実態に即した内容とするため、全ての避難行動要支援者に自助の取り組みに関するアンケートを実施し、内容を集計した上で、制度構築したことが、要因の1つと考えている。

 

②ばんしょうの質問

感震ブレーカーは一定基準の商品である必要がないか?

 代表質問のときにも言わせてもらったが、地震はいつ来るか分からない。「あの時早くやっておけばよかった」と思いたくないので、早く進めて頂きたい。

 感震ブレーカーの簡易タイプについては、設置が簡易で電気工事不要である一方で、信頼性に課題がある商品もあるのではないかと思う。今回の補助制度での基準などは考えているのか?

②市の答弁

推奨マーク付きの感震ブレーカーについて情報提供していく

 内閣府の検討会が作成した「感震ブレーカー等の性能評価 ガイドライン」では、一般社団法人 日本消防設備安全センターが実施している「消防防災製品等推奨制度」を活用し、感震ブレーカーの性能を確認する方法が示されている。

 

 一方で、本事業は、より多くの市民の方々に直接死を防ぐ対策をご自身で選択、実施していただくことを支援するものであるため、制度周知と併せて、推奨マーク付きの感震ブレーカーについて情報提供し、選択する際の判断材料にしていただくことを考えている。

ばんしょうの視点

設置して終わりではなく、点検をすることの啓発を要望

推奨品の情報は重要だと思います。

設置して終わりではなく、例えば、年に一度の防災の日などに「重りが落ちるか」「紐が切れていないか」を確認するよう、継続的な啓発活動を要望しました。

また、簡易タイプやコンセントタイプはあくまで「応急的」なものです。本来は工事が必要だけど、信頼性の高い「分電盤タイプ」の方が望ましいことも、消防とも協力して、啓発していっていただきたいと要望しました。

 

 

 

 6.自治会館の安全・安心な利用に向けた取組について

 自治会館の安全・安心な利用に向けた取組として、耐震改修助成額を増額することにより、引き続き、自治会館の耐震化の促進を図るとともに、改修助成要件の見直しや、自治会館へのAED設置にかかる助成メニューの創設を行う。

 

 

AEDを使う救命処置のイラスト

案件説明は👇️

 

 

消防、消防団、危機管理含めたAEDの使い方講習と日常点検の仕組み作り支援を!

 

①ばんしょうの質問

リース契約が補助対象外の理由は?

 自治会館へのAED購入支援について、小学校やコンビニに置いているものは、リース契約になっているそうだが、今回の自治会が自治会館へ設置するものについては、購入費が助成対象となり、リースによる設置は対象とならないとのこと。

 

 その取扱いについては、どのように整理されているのか聞く。

①市の答弁

主体性をもってAEDを所有していただく

 自治会館へのAED設置については、その安全・安心な利用に向け、主に会館での活動中の緊急事態に備えるために設置されるものですが、自治会において、継続的な維持管理が必要となることから、主体性をもってAEDを所有していただくことで、設置場所や使用方法を地域で共有し、適切な管理や活用につなげていただくことが望ましいと考え、今回、購入による設置に対して助成するものです。

 

②ばんしょうの質問

様式一式(点検票・期限台帳・掲示物・役員引継ぎシート)を自治会配布しては?

 購入後に電極パッド・バッテリーの交換期限が到来しても、自治会任せだと、いざというときの未更新リスクが残る。例えば、様式一式(点検票・期限台帳・掲示物・役員引継ぎシート)を自治会配布してはどうかと考えますが、そのような考えはあるのか?

②市の答弁

自治会によるAEDの適正管理につながる支援について、検討していく

 自治会への周知につきましては、毎年行っている自治会への制度の案内時や、制度の活用時などの機会を通じて行っていくが、委員お示しの手法も含め、自治会によるAEDの適正管理につながる支援について、検討していく。

 

ばんしょうの視点

消防、消防団、危機管理含めたAEDの使い方講習と日常点検の仕組み作り支援を!

 AEDは自治会館に置いておくだけではなく、継続的に消防、消防団、危機管理含めて、AEDの使い方講習と自治会内の点検、役員引き継ぎがセットができるような仕組みづくりを要望しました。

 

 

 

7.ひらかた万博の総括と今後の取組について

 大阪・関西万博を契機として、地域経済の活性化を図るとともに、市民のまちへの愛着を高めることを目的とした本市独自の取組「ひらかた万博」について、これまでの取組に対する総括を行いましたので、その内容と今後の取組の方向性を報告する。

 特に、本取組を通じて高まった「共創」の機運については、それを一過性のものとせず、引き続き、多様な主体との対話やつながりを大切にするとともに、持続可能で新しい価値を創造する魅力あるまちへと進化させていくため、既存の「枚方市公民連携プラットフォーム」と「ひらかた万博共創プラットフォーム」(以下「ひらかた万博共創PF」という。)を融合させた枠組みとして、新たに「共創推進プラットフォーム」を構築していく。

 

枚方市共創プラットフォーム「ひらかたデザイン」図

 

案件説明は👇️

 

 

今もこれからもスポーツ施設を提供してくれている企業・工場を市としてしっかりと評価して頂きたい

①ばんしょうの質問

ひらかた万博については、目的が達成されたかどうか、検証が極めて困難。少なくとも市民への広がりは感じなかった。

 ひらかた万博については、目的が達成されたかどうか、検証が極めて困難であるというのが私の率直な評価です。

 ひらかた万博の目的について、まず「①地域経済の活性化」ですが、新たな価値の創出を目指したのか、あるいは誘客が目的なのか最終的に目標設定が曖昧なまま終わってしまった印象を拭えません。客観的な評価を避けるために、あえて論点を曖昧にされたのではないかとさえ感じてしまいます。

 次に「③大阪・関西万博の機運醸成」についても、市民の実感として醸成されたとは到底言い難い結果でした。これでは、むしろ「枚方から万博へ行こう!」といった、シンプルで意図が明確なネーミングに徹した方が、まだ市民に伝わったのではないでしょうか。

今後の推進には、「明確なターゲット設定」が必要不可欠だ

 今後、「万博」という巨大なフラッグシップを失うことで、本事業がさらに形骸化し、方向性が不透明になることを強く懸念しています。こうしたプラットフォームを有効に運用するためには、企業・団体、そして小中高大といった多世代を巻き込み、本市の社会課題を解決するための「明確なターゲット設定」こそが必要不可欠だと考えます。

副市長は、枚方市が直面している最大の社会課題を具体的にどのように認識されているのか?

 そこで副市長に伺います。「社会課題の解決」との文言がありますが、副市長は、枚方市が直面している最大の社会課題を具体的にどのように認識されているのか、どういう方向性でこの事業を進めるのか、見解を聞きたい。

①副市長の答弁

人口減少、少子高齢化に伴う、労働力不足が枚方市における最大の社会課題だと認識している

 枚方市においても人口減少、少子高齢化に伴う、労働力不足が社会課題だと認識している。市役所においてもそれは同様になってくることから、職員のマンパワーを引き上げるためにAIの活用などにも取り組むし、同時に働きがいのある職場環境整備も行っていく必要があると考えている。

 

ばんしょうの視点

枚方市における最大の社会課題は、労働力人口・生産年齢人口の急減少だ

 私も、枚方市における最大の社会課題は、労働力人口・生産年齢人口の急減少だと思っています。

 今後、より多くの若い市民と巻き込んでいける案が提案できるかもしれませんので、またお話させていただきたい。

 

 

一人ひとりが笑顔、ひらかた万笑!

 

 今回の総務委員協議会の私の発言をまとめたブログ記事のパート①。感震ブレーカーもAEDも補助金で買ってもらって終わりではなく、いざというときに使えるようにしておくところまでフォローすべき。「ひらかた万博」は何だったかよく分からないこととそのものは、本質を外したからではないか?その本質は市民一人ひとりを笑顔にする!という目標設定。引き続き訴えてまいります。