枚方市議会 副議長のばんしょう映仁です。
副議長って何してるの?という疑問をお持ちの方に、少しでも仕事をお伝えできれば、ということで、シリーズ化しています。この連載は13回目の投稿になります。
今週は、お盆明け。一気に公務が目白押し。。。そんな中、寝屋川市サービスゲートの見学が一番の衝撃。今回の記事の中でもまとめていますが、枚方市と寝屋川市、お隣ですが、公共施設に対する考え方が大きく違っているように思いました。また、それはそれぞれの市の中心部をどうしていくか、ということにも繋がっているように思えました。枚方市は、何を軸として運営していくべきか、基本に忠実に。逆に言うと、ただただ惰性、前例踏襲主義で進んでいるようにとも言えなくもなりません。
-
大阪府消防協会北河内地区支部総合訓練大会
ポンプ操法模範訓練(大東市・四條畷市)・表彰
電子決裁システム 供覧4件(各派代表者会議、議会運営委員協議会開催他)
-
北河内人権啓発推進協議会トップクラス研修会
「スフィア基準に基づく人権配慮」
講師:特定非営利活動法人 日本ファーストエイドソサイェティ 岡野谷純氏
避難所とは誰のための何なのか。そこに人権(一人ひとりが尊重される・「一人ひとりが笑顔」な避難所)ものにしていくという思想そのものが、スフィア基準であり、数値は指標でしかないと理解しました。「平等」と「公平」の考え方も奥深かったです。私も自分のものとして磨いていきたい。
- 1人3.5m2の居住スペースなどの数字は、「スフィア基準」ではない(基本指標)
- 基本理念「尊厳ある生活を営む権利(支援を受ける権利)がある」「苦痛を軽減するために実行可能なあらゆる手段が尽くされなければならない」が大事
- 「かわいそうだから助けてあげる」ではなく、「被災した人びとこそが主体」
- 避難している一人ひとりが、発信できるように
- 支援活動に人びとが自らも参画できるようにサポートするのが、支援者の役割
-
寝屋川市サービスゲート見学
今回は感想メモだけをまとめておきますが、ブログ記事を1つ作れそう
同じような時期に、同じように駅前市民サービス施設をつくった枚方市「枚方市駅市民窓口センター(2024年9月オープン)」と寝屋川市「寝屋川市サービスゲート」(2025年5月オープン)、全く設計思想が違うように感じました。
- ネーミング
- 立地と導線
- まず、施設に入ると、
- 枚方市:。。。。(昔ながらの市役所そのもの。職員はそれぞれの窓口で座っているまたは総合受付にいます)
- 寝屋川市:スーツのコンシェルジュが「今日はどういった御用でいらっしゃいましたか?」と声をかけてくれます(私としては毎日聞かれると疲れますが。。。)
-
内装
- 枚方市:明るいベージュ
- 寝屋川市:暗いと言っていいぐらいシック(寝屋川市中央図書館も同じコンセプト?)
-
窓口の考え方
- 枚方市:予約が前提!(いっぱい来ると対応しきれず、ご迷惑をおかけするからとのこと)
- 寝屋川市:おまたせしません!お待ちいただくときはファブリックソファーでお待ち下さい。
- 窓口の区分
-
結論(今回は、いいとか、悪いとか言いません。思想が違う)
- 枚方市:福祉を最小のコストで(効率的・効果的)【役所目線】
- 寝屋川市:市民サービスをラグジュアリーな体験に【市民目線】
電子決裁システム 供覧3件(委員協議会開催など)
各委員協議会ヒアリング 7件
9月定例月議会へ向けた打合せ 1件
- 大阪府市議会議長会 総会
- 大阪府市議会議長会 研修会(講師 読売新聞特別編集委員 橋本五郎氏)
- 国民の一番の関心事は経済であり、生活なのではないか
- 首相には支えてくれる人、諌めてくれる人が必要ではないか
- 「知恵を貸してほしい」と言えることが国難を乗り切るためには必要ではないか
- 己を捨て、公に尽くす
協議案件 1件(議会広報)
報告案件 1件
電子決裁システム 供覧2件(委員協議会開催)
各委員協議会ヒアリング 7件
9月定例月議会へ向けた打合せ 1件
報告案件 4件(9月定例月議会提出議案について)
表敬訪問 1件
電子決裁システム 供覧3件(委員協議会開催他)
議場、委員会室にて撮影をしました。完成が楽しみです。
報告案件 1件
電子決裁システム 供覧5件(視察受入他)
ファイル決裁 決裁2件(議員厚生会)
まだまだ最高気温で体温を越える暑い日々が続くことが予想されます。気候が変われば、着るものも考えていかねばなりませんね。対処療法かもしれませんがそれも、一人ひとりの笑顔に!ため、乗り越える手段の一つとしていきたいですね。
副議長の仕事とは。。。
議長が議会の代表者であり、最高責任者であるのに対し、副議長はその議長を補佐し、議長不在時にその職務を代行するというのが、基本的な立場とされています。よって、副議長の職務とは、原則として議長の補佐・代行としての職務であり、単独でのいわゆる公務は限定的だと言われています。
もう少し具体的には、私信なく、多忙な議長の背後での様々な調整、相談などで、議長を支え、かつ議長が不在の時は適切に議長職を代行することで、市民に信頼される議会を構築していく役割を担うのが副議長の仕事です。いわば、チーム議会の副キャプテンとも言えるのではないでしょうか。