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【枚方市の待機児童数】2023年は国基準で0人。潜在的待機児童数も昨年度から大きく改善!

枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。

 2023年4月1日現在の待機児童数の報告がありましたのでお伝えします。 

 

2023年4月の待機児童数:国基準0人、潜在的194人

 

74人の定員を拡大

 令和4年度に国の定義に基づく待機児童が発生したことを受け、令和5年度に向けて、特に保育需要の高い楠葉エリアにおいて私立保育園内での新たな臨時保育室の開設や小規模保育事業実施施設等の定員増を行ったほか、認定こども園の定員変更などにより、全体で74人の定員を拡大した

  • 定員数
    各施設の届けられてる定員の合計数

  • 入所児童数
    定員の弾力的な受け入れを含めて、実際に入所した児童数

 

「国基準」と「いわゆる潜在的な」待機児童数と何が違うの?
  • 「国基準」の待機児童数
    保育所等の入所申込が出されているにも関わらず、保育所等に入所していない児童のうち、特定の保育所を希望しているなど、一定の要件に該当する児童を除いた児童数
    ⇒ 「市内のキャパシティと入所申込人数の差」とも言える
  • 「いわゆる潜在的な」待機児童数 【枚方市基準】
    特定の保育所等を希望する場合などの潜在的な待機児童数を含めた児童数

 

 

昨年の私のブログ

 

2年前の私のブログ

 

3年前の私のブログ

 

 

 

 

ばんしょうの視点

 働くものの代表として、市議会に送っていただいている私としては、待機児童数には特に注目しています。昨年度は、「樟葉地区で子どもを預けることができない」という声もお聞きしておりました。

 「国基準」の待機児童数は、市内全体でのキャパシティと入所希望児童との差であり、自宅の近くや職場の近くに保育園を確保できていないという面で実態を捉えておらず、実態に近い「いわゆる潜在的な」待機児童数も見ていく必要があると考えます。しかしながら、これまでも発言してきたように、ただやみくもにゼロを目指し、確保量だけを追いかけ、保育の質がなおざりになれば、子どもに残念な思いをさせてしまうのではないかという思いを持っています。例えば、保育士の確保が追いない状態で、弾力運用幅を広げ過ぎることは危険です

 積極的かつ慎重に、あるべきバランスの取れた保育園運営を注視していく必要があるという考えは変わっていません。

 

 

 市の対応、私の直近の保育に関する主な訴え、視察報告などをまとめておきます。
 

 

 

 

一人ひとりが笑顔、ひらかた万笑!

 

 私の1つ目の政策は、『盤石の子育て・介護支援で働けるまち』です。そして、その大きな要素の1つが、「待機児童の解消」です。このことを改めて肝に銘じて、子どもが笑顔のひらかたを目指して、今後も取り組んでまいります。