枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
本日、5月9日午前に各派代表者会議、議会運営委員会が開催され、5月16日(金)からの枚方市議会令和7年5月開会議会の開催が決まりました。また枚方市議会は通年議会のため、年度の初めとして約1年間の定例会の招集通知が市長から各議員に届きました。
さて、今回の5月議会は5月16日から5月20日の5日間の予定です。初日からは、議案審議、議決の後、議長、副議長の選挙など令和7年度の議会役職を決めていくことが想定されています。
通年議会とは?
通年議会とは、地方自治体が会期を定めず、必要に応じていつでも本会議や委員会を開くことができる議会制度のことで、地方自治法の一部改正(2012年)により、地方議会は会期に関する規定(93条)によらず、会期を1年とする条例を制定できるようになりました。枚方市議会では、2015年5月1日から通年議会が導入されています。
これにより、議長が招集・再開を決定すれば、いつでも議会活動を行えるようになっており、従来の定例会・臨時会を中心とした議会運営とは異なり、より柔軟かつ迅速な対応が可能になっています。
懸垂幕が3枚(うち大阪・関西万博関連が2枚)、横断幕が2枚、にぎやかな枚方市役所の本館です。
私なりの今回の審議のポイントを挙げます。
補正額:約19.0億円の増額
今回の補正予算では、決算見込みに基づく、特別会計からの繰入や繰越金を予備費に充当する。
主な内容は下記の通りです。
-
母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計繰入金:410万円
-
決算見込みに基づく
-
-
繰越金:19.0億円
-
決算見込みに基づく
-
- 予備費:約19.0億円
補正額:資本的収入:約1.0億円、資本的支出:1.0億円
【主な補正内容】
雨水改良事業費(下水道管路の全国特別重点調査事業)
-
企業債:約8,500万円
-
公共下水道事業債
-
-
国庫補助金:約1,600万円
-
建設改良事業費:約1.0億円
下水道管路の全国特別重点調査事業
枚方市令和7年5月開会議会は、5月17日から開催されます。初日に議案審議、その後、議会役職の変更を行うことになる予定です。今回の下水道事業会計 補正予算案では、今年1月に埼玉県八潮市で発生した下水道管路の破損に起因する道路陥没を受けて国土交通省で設置された「下水道等に起因する大規模な道路陥没事故を踏まえた対策検討委員会」からの提言を受け、同種・同類の事故を未然に防ぐため、地方公共団体に対して下水道管路の全国特別重点調査の実施要請を実施するものです。
案件が本当に「市民一人ひとりの笑顔のために!」という内容で実施されるのか、笑顔を今も未来も守れるのか、議員として丁寧に審議できるようしっかりと検証していきます。