枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
3月28日、枚方市議会は、令和6年3月定例月議会の最終日。請願、補正予算案、条例改正案などを審議、決議しました。
枚方市役所本館は、庁舎本館外壁改修工事が進行中ですが、本館と別館の渡り廊下部分だけ足場が取れました。
私なりに注目した議案の一覧はこちらのブログにて
本日の各議員の主な議論についてまとめてみます。(私の受け止めも含まれます)
前年度比 12億円 (0.8%)増
当初予算は下記のページにまとめました。
補正後の額:約1,732.9億円
今回の補正額:約0.4億円の増額
補正予算の概要は下記のページにまとめました。
補正後の額:約1,589.6億円
今回の補正額:約32.6億円の増額
質疑された項目
内容
- 定額減税をしきれいないと見込まれる方へ減税額との差額を支給するもの
議員の主な質疑(要旨)
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この給付金の概要は?
⇐ 4万円/人の定額減税ができない世帯への1万円単位の給付を行う。枚方市内で7万人の見込み -
対象者はどのように申請するのか?
⇐ 申請書を送付する。送付時期は、6月に住民税が決定するのでそれ以降となる
内容
- 職員の数の基準を見直すため
これが一番わかりやすいです。
議員の主な質疑(要旨)
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来年度の枚方市立の公立保育所の職員の配置は変更になるのか?
⇐ 4月より条例基準で配置する。実際は2園で各1名の増員となる。私立にも条例基準の配置を促していく -
保育士の確保策は?
⇐ 大学へのポスター掲示などに取り組んでいる。私立には市独自の処遇改善手当として年間1人最大12万円を支給している。また、コーディネーターがサポートする仕組みもある
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配置基準の変更猶予期間として「当面の間」となっているが?
⇐ 、「こども未来戦略」には、「当分の間は従前の基準により運営することも妨げない」と明記されている。公立は対応するが、私立については早く保育士を確保するよう促していく
内容
- 一般質問にオンラインを導入するに際し必要な事項を定めるため
この条例改正で、枚方市議会もオンラインで一般質問が可能になりました。
枚方市議会では、既に2022年9月29日の決算特別委員会で委員のオンライン出席の実績があります。
3月定例月議会最終日でした。2月26日に始まった議会です。長かった。今議会では代表質問を担当し、私として一人ひとりの市民を笑顔にすると改めてその場をお借りして宣言したつもりです。一歩ずつ着実にひらかた万笑!を実現していく所存です。
また、現在の教育長が3月末をもって退任されることになりました。4月1日から教育長の職が空いてしまう"異常事態"が起こります。市長は当面、職務代理で進めると議会の最後の挨拶で述べられましたが、"異常事態"という認識があるのか疑問で、いつまで続けるのか、枚方の教育行政に禍根を残さないことを望みます。
さて、長かった3月議会が終わりましたと書きましたが、明日も臨時議会が想定されております。議会運営委員会も明日とのことで、まだ議案を確認していませんが、明日もしっかりと内容を確認してまいります。
今日の本会議の日程1で、令和6年3月7日の建設環境常任委員会にて、「茄子作地区工業地域設定中止に関する請願」の審議結果を委員長として、報告しました。