幼児療育園跡は枚方宿の賑わい創出施設に?〜9/14枚方市議会 総務委員協議会

枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。

 2023年9月14日、枚方市議会9月定例月議会を前に、「総務委員協議会」が開催されました。私は、控室から聞き耳を立ててしました。 

 

 「総務委員協議会」の所管は、危機管理室、市長公室、総合政策部、総務部、観光にぎわい部、会計管理者、選挙管理委員会、公平委員会、監査委員及び農業委員会に属する事項並びに他の常任委員会の所管に属しない事項になります。

 

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幼児療育園跡(五六市でも活用はされていました)

 

 今回の総務委員協議会の協議案件は6件でした。

 

 総務委員協議会 案件 
  1. 防犯灯に係る補助制度の一部見直しについて
  2. ひらかた万博共創事業創出補助制度の創設について
  3. 次期行政改革プランの策定について
  4. 令和4年度内部統制制度の評価報告について
  5. 幼児療育園跡地の活用について
  6. ③街区に設置する生涯学習交流センターの開館時間の延長等について

 

 

 

1.防犯灯に係る補助制度の一部見直しについて

 犯罪の防止や通行の安全を守る重要なインフラであり、地域防犯活動を担う自治会等が設置・管理する防犯灯について、本市では、平成25年度(2013年度)から29年度(2017年度)にかけて、消費電力の削減による電気料金や環境負荷の低減等を図るため、蛍光灯等からLED灯への変換に対し補助を行う防犯灯LED化事業を実施した。 また、令和4年度(2022 年度)にはLED化した防犯灯が適正交換時期の10年目を順次迎えることから、これまで新設や電気料金のみを対象としていた補助制度を見直し、LED防犯灯の取替・修繕についても補助メニューに加えた

 この新たな補助制度を運用する一方で、現在も蛍光灯の防犯灯が存在することが判明したことから、令和5年(2023 年)4〜6月に全自治会等へアンケートによる現状調査を行ったところ、市内において蛍光灯および水銀灯の防犯灯(約250灯)が地域で維持管理されていることが確認された。

 この結果を受け、電気料金や環境負荷の低減、LED化に係る自治会等の負担の公平性を図る観点から、蛍光灯等の防犯灯のLED化を補助対象とする補助制度の一部見直しを行い、さらなる防犯灯LED化の促進を図り、安全安心なまちを維持向上させる。

 

市内に現存する自治会等が管理する蛍光灯・水銀灯の防犯灯のLED化補助
補助対象

 市内に現存する自治会等が管理する蛍光灯および水銀灯の防犯灯。なお、防犯灯のLED化を促進させる観点から、故障していない防犯灯についても補助対象とする。

 

補助額

 蛍光灯及び水銀灯の防犯灯をLED化する費用に対して、予算の範囲内で、1灯あたり 22,000円を上限に補助する。

 

 

関連するこれまでの情報

 

【2022年9月15日ばんしょうの一般質問】

自治会がLED防犯灯を選定するためのガイドラインの作成を!

 

【2022年8月25日 総務委員協議会】

 

 

 

各委員の質疑・意見(要旨)

  • どのような管理をしているのか?灯数は?
    ⇐ 電気料金への補助金実績ベースでは全27,717灯。現在、位置と数の全灯把握に向けて取り組んでいる

 

 

 

5.幼児療育園跡地の活用について

 幼児療育園は平成31年に廃止され、この間、跡地活用について検討を進めてきた。令和7年(2025年)の大阪・関西万博を見据え、枚方市駅から枚方宿地域、枚方公園駅、淀川河川エリアを面で捉えた活性化に向けて取り組む上で、当該跡地を枚方宿地域の賑わい創出拠点として活用することとし、その整備に向けた方針(案)や想定スケジュールについて説明する。

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2024年度解体、2025年度 新施設オープンを計画
2022年9〜11月にサウンディング型市場調査を実施

 幼児療育園跡地については、街道を人が行き交うきっかけとなるような枚方宿地域の賑わい創出拠点となることを目指し、事業者公募による民設民営での整備検討を進める中、令和4年9〜11月にサウンディング型市場調査を実施した

 本調査においては、同跡地を事業用の定期借地とし、事業者による既存建物の解体及び新築を前提とする中で、事業者の自由な発想を活かした意見聴取を期待して、市として求める機能など具体的な事項を明示せずに実施したところ、事業者からはコロナ渦を背景に採算性や初期投資の抑制といった懸念により、リノベーションによる既存建物の活用を選択肢に残すよう提案があった。

 そのため、改めて既存建物のリノベーションについての実現性を検討するとともに、市としての方向性の明確化、事業実現性の向上に向けた事業者負担の軽減策等について検討を進めてきた。

 

枚方宿地域の賑わい創出拠点施設の事業方針(案)

  • 既存建物は、市による解体設計や工事を実施する
  • 事業者選定審査会を設置し公募により事業者を選定する(プロポーザル支援業務委託を行う)
  • 市所有地は、事業用定期借地(30年)で事業者に貸し付ける
  • 事業者が建物及び広場、駐車場・駐輪場、歩行空間の整備を一体的に行う
  • 広場及び歩行空間は、公的活用を考慮して整備費に対して市負担を行う
  • 令和2年度に(一財)千清文化教育財団から受領後、財政調整基金に積み立てていた指定寄附金2億円を原資に今後、解体工事(設計委託費・工事請負費)及び広場・歩行空間の整備工事(負担金)などの財源として活用していく
 
定期借地権30年を想定
解体、文化財調査、広場、歩行空間は市負担(寄附金2億円を活用)
今後のスケジュール
  • 令和5年度(2023)
    • 9月定例月議会
      • 解体設計業務委託の補正予算計上
      • プロポーザル支援業務委託の補正予算計上
    • 令和6年3月定例月議会
      • 附属機関条例の一部改正議案を提出(事業者選定審査会を設立)
      • 審査会委員報酬、解体工事費、家屋調査費、建築に向けた開発許可申請及び広場や歩行空間等の宅地造成と整備工事費(負担金として支出)の当初予算計上
  • 令和6年度(2024)
    • 事業者選定審査会を開催し事業者を決定
    • 解体工事及び造成工事(工事完了後、令和7年度に暫定活用予定)
    • 文化財調査費の当初予算計上
  • 令和7年度(2025)
    • 事業者が民設民営による建築行為に着手
    • 施設オープン

 

 

関連する観光政策についてこれまでのばんしょうの発言

 

【2022/3/1 枚方市議会予算特別委員会でのばんしょうの発言】

「する」「観る」「支える」の観点で市民と一緒に進めること

 

 

私は、「暮らしたくなるまち」ではなく、「一人ひとりが笑顔のまち」に暮らしたい!

 

 

【2021/11/12 ひらかたパーク視察まとめ】

「一人ひとりの笑顔につながったのか?」という視点は追求していく

 

 

 

各委員の質疑・意見(要旨)

  • 民設民営で30年の定期借地とした理由は?
    ⇐ 地に足をついた経営をしてもらうため
  • 施設建設に対する補助金は考えられるか?
    ⇐ 歴史的建造物の基準を満たせば、今ある制度を活用できる。最大300万円
  • 土地活用イメージ案には、サイクリスト活用可能ゾーンの確保とあるが、高価な自転車に対して室内駐輪場を検討しているか?
    ⇐ 事業者で考える
  • マーケティングリサーチをする予定はあるのか?
    ⇐ 既に様々な調査は行ってきた
  • 「公的活用を考慮して」市が負担するとあるが?
    ⇐ 全敷地面積700m2の借地契約を予定しているが、広場、歩行空間など土地利用制限をかけるため市が負担する。事業者については選定審査会にて判断して頂く

 

 
一人ひとりが笑顔、ひらかた万笑!

 

 今回の総務委員協議会では、市民生活の安全安心に直接関わる「防犯灯」、活用方法が決まらず、ずるずる長くなっていた幼児療育園跡地をどのように観光に結びつけるのかということに注目しました。すっきりとしない案件でしたが、あくまでも枚方市民一人ひとりを笑顔するという思いを大切にしつつ、考え、訴え続けていかねばなりません。